トンネル坑内で自律飛行ドローンの現場検証(第3回)を実施

 2020年3月1日 3回目の自律飛行ドローンの現場検証を実施しました。今回は照明の条件を変更して点検写真の撮影をしました。

 トンネル内は暗く、写真撮影の際にはドローンに搭載したLED照明を用いて、できる限り鮮明な写真を撮ります。

 ですが、トンネルによってはもともとの明るさが違うことも想定されますので、他のトンネル現場で他社様が取り組まれる際の

参考になるよう、トンネル内の明るさ(環境光)を変えた実験を追加で行いました。

 ***

 写真のようなトンネルのコンクリート面の点検は、事故を防ぐためにも非常に重要です。

 施工終了後には必ずコンクリートの表面にひび割れがないか点検しています。高いところは高所作業車を使わなければなりませ

んので、人手がかかります。

 自律飛行ドローンを用いることで、高所作業車の運転手や、高所の点検者を省略することができますので、省力化や安全性の

向上の効果が見込まれます。